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宝塚 『薔薇の封印』

「薔薇の封印 ~ヴァンパイア・レクイエム~」宝塚歌劇団 月組(03.12 宝塚大劇場)


主な配役 (配役の敬称は省略させていただいてます。)


第1話 フランシス/紫吹淳、ミハイル/彩輝直、リディア/映美くらら


第2話 フランシス/紫吹淳、ミハイル(マダム・ノアール)/彩輝直、ルイ14世/霧矢大夢、フィリップ/大空佑飛


第3話 フランシス(ロシア貴族アレクセイ)/紫吹淳、ミハイル(ナチス・カイザー中佐)/彩輝直、ポーラ/映美くらら、エミール/大空佑飛


第4話 フランシス(アンドリュー)/紫吹淳、ミハイル(マイケル)/彩輝直、ジェニファー/映美くらら、クリフォード/霧矢大夢、ロバート/大空佑飛








プロローグ/時は現代。バルカン地方にある寂れた僧院を再建するため、出資者や地元のNPOなど、いろんな人が集まっている。シンポジウムの後には、この地方に残るヴァンパイア伝説を元に『ヴァンパイア・レクイエム』なる出し物も用意されている。僧院にまつわる甲冑を返しにきたジェニファーは、夢の中でヴァンパイアに出会う。


第1話/テンプル騎士団の騎士・フランシスは瀕死の重傷を負うが、逃げ込んだ先でリディアという娘に助けられる。奇跡のように回復したフランシスは薔薇の谷に囲まれた館で平穏な日々を過ごす。しかし、僧院の僧侶たちは即刻立ち去ることを勧める。それは、薔薇の谷に住む一族がヴァンパイアだからだった。生き血を吸い、不死といわれる彼等も少しずつ確実に衰えて行く為、ずっと後継者を探していた。館の主人は、フランシスに後継者になってリディアと結婚してほしいと申し出る。相思相愛となっていた二人は喜ぶが、僧侶の一人・ミハイルリディアに想いを寄せており。嫉妬に苦しむ。思いあまったミハイルは、僧院に封印されていた「荒ぶる魂」を解き放ち、悪しきヴァンパイアと化してしまう。フランシスは、封印が解かれた時に飛び散った5つの宝石の薔薇を集めて、再び「荒ぶる魂」を封印しなければならない。ミハイルによってリディアが殺された今、たった一人で永遠の時を彷徨うことになる…。


第2話ルイ14世の御代のフランス。バレエに熱心なルイ14世は、今日も新しい振付けに頭を悩ませる。そこへ世界から募集した踊りの名手として、フランシスが現れる。宮廷には太陽王と呼ばれるルイ14世とは対照的に、政治にまったく参加させてもらえない弟のフィリップがいた。フィリップは兄さえいなければと画策をめぐらせ、錬金術師のマダム・ノアールを頼る。そのマダム・ノアールこそ、フランスを我が物にしようとするミハイルだった。フランシスはフランスをミハイルの手から守れるのか…。


第3話/ナチス政権下のドイツ。ロシアの亡命貴族として生きるフランシスは、ユダヤ人をドイツから亡命させる地下組織のパトロンでもあった。ある日、フランシスは一人のユダヤ人青年を助け、タンゴクラブへと連れて来る。そこはナチスの突撃隊ご用達の店だが、ユダヤ人亡命を助ける裏の顔を持っていた。店で働くポーラとその兄はドイツ人として生きてきたが、祖母がユダヤ人であるため、ナチスの法ではユダヤ人とみなされる。ナチスの目に怯えながら、暮らす日々を送っていた。ポーラは「ユダヤ人はいつ死ぬかわからない。それなら一夜だけでも好きな人と結ばれたい」と、フランシスに愛を打ち明ける。しかし、ポーラに永遠に生きる苦しみを与えたくないと考えたフランシスは優しく断る。


ユダヤ人を追う突撃隊が血を吸われて腑抜けになるという事件が続き、ヴァンパイア事件と呼ばれていた。それを聞き付けたミハイルは、ナチスの中佐としてフランシスの前に現れる。ミハイルは「二人で手を組もう」とフランシスに持ちかけるが、フランシスは断る。その頃、店にはヴァンパイア事件の目撃者がナチスと共に現れる…。


第4話/プロローグの続き。甲冑を返しにきたジェニファーは、「エバーライフ」という若返りの薬で大成功を納めたマイケルからプロポーズされる。マイケルこそ、ミハイルだった。そこへユネスコの世界遺産登録の審査員としてフランシスが現れる。フランシスを一目見たジェニファーは「夢の中のヴァンパイアそっくり…」と言い、祖母から聞いたヴァンパイアの話を始める。その祖母こそ、ドイツから逃れたポーラだった。ジェニファーは次第にフランシスに心惹かれはじめる。ジェニファーを守ろうとするフランシス、それを遮るミハイル。二人の700年におよぶ確執が再び火花を散らす…。



リカちゃん(紫吹淳さん)のサヨナラ公演です。話自体は1本物なのでちょっと長い気がしました。あと4話オムニバス形式なので、登場人物と生徒名を確認していると頭がこんがらがってきました(^-^; そんな確認しなくてもいいんだけどさ…(苦笑)

ラストは強引な感じがしましたけど、まぁヅカではありがちなことだし仕方ないかと。
小池先生は、宝塚ファンの心情を良くわかっているというか、女性好みのロマンティックな場面の作り方が上手です。
後半のシャンデリアの場面と、コールドスリープの場面は特にいいですね♪ 必ずオペラグラスあげてます(笑)コールドスリープの方は、リカちゃんの声が聞こえないんですが、それがまたいいんです!リカちゃんの表情がいいんですよ~~! ガラス越しに、フランシスリカちゃん)とジェニファー映美くららさん)が手を合わせる所なんて、もうクラクラもんです(笑)ロマンスものあり、コメディあり、シリアスあり、またいろんな時代を漂流するのでリカちゃんのいろんなを見せてくれたのも嬉しかったな。繰り返し見て、リカちゃんのための作品だというのを実感しました。

ダンスが得意なリカちゃんなので、ショーを見たかったのですが、最後のわずかなフィナーレが………いいんですっ!!
裾がドレスのようにひらひらとした白燕尾で、銀橋に現れた時の美しさったら~~~!手足が長い上、顔が小さいので、めっちゃスタイル良し!立ち姿良し!それだけで「リカちゃん~~」状態なんですよ。
しかも歌が『Dance with me 最後の夜だから…』といった内容の歌で、一気に「サヨナラ公演」という実感がこみあげてきます。
その後の黒燕尾の大階段のダンスも、残るメンバー1人1人と踊る姿が、泣けるんですね~。やっぱり「ダンスの花組」で育っただけあって、一際かっこいい!!軽々と踊る姿は、2度も怪我をしたとは思えず、逆に踊る事を楽しんでいる余裕すら感じられました。

お芝居も歌も、格段に上手になっていて「もう少し見たかった~~」と、再びうるうる状態。名残惜しさを感じる引き際も、宝塚の美学の一つですね。ヘアスタイルに若干の疑問を抱きつつも、気付けば紫吹ワールドにどっぷり。リカちゃんなら血を吸われてもいいわっ!っていうくらい、壊れてました(^-^;a 作中では、血を吸う時に魂をいれると相手もヴァンパイアになってしまいますが、私はリカちゃんに魂を抜かれた感じ。エミクラちゃんなんて贅沢言わないから、リカちゃんに血を吸われる役のどれかと替わってほしいくらいです(爆笑)

エミクラちゃんの歌も好きです。いや、歌唱力はビミョーだけどさ…。コートをリカちゃんに見立てて歌う『私だけのヴァンパイア』なんて、すごくいい! 私が娘役さんの歌で一番好きなのは『アップル・ツリー』で月影瞳さんが歌った「でも欠点だらけのあなたが好きよ」という歌詞の歌なんですが、それに匹敵するくらい好きかも。

続くシャンデリアでのデュエットもきれいですよね。エミクラちゃんに関しては「相手役として若すぎる」とか耳にしましたけど、かわいいしヒロインとしてはいいのではないかと思います。確かに歌はビミョーだし、ダンスもさほど踊ってなかったからトップコンビとしては「?」な部分もありますが、今回はリカちゃんの為の作品だから仕方ないか(^-^; リカちゃんは濃~~~いラブシーンが似合う人なので、ファンにとっては「大人のラブシーン」を見れなかったのは残念かもしれませんね。

さすがに2度、3度と見ると、主役以外の動きにまで目がいくようになってきました。1回だと話の流れを追うのでいっぱいですが…。フィナーレでリカちゃんが娘役さん達と踊る場面で、同期二人(美原志帆さん五峰亜季さん)と踊る場面があることに気付きました。こういうの、いいですよね。
美原さんも今回で退団。五峰さんはダンサーで専科からの特出。卒業を盛り上げてるって感じがします。

きりやん(霧矢大夢さん)は、相変わらず上手です。ルイ14世の場面はコメディタッチだし、楽しんでみる事ができました。夏頃病気でお休みされていましたが、無事の復帰で何よりです。
大空佑飛さんは、微妙な感じ。決して下手ではないんですが、何か押し出しが弱いような…。
月船さららさんは、タモちゃん(愛華みれさん)にちょっと似ていますね。表情もハスキーな声も。本人の評価より「似てるな~」に気持ちがいってしまいました(^-^; 
娘役さんはどのあたりが2番手なんでしょうね~。紫城るいさんが2役もらっていたから、この人でしょうか?序列が必要なわけではありませんが、男役に比べて混沌としている感じがありました。

フィナーレでリカちゃんと踊っていたのがエミクラさえこきりやんゆうひだった事を考えても、男役上位の組なのかも。

さて、次期トップのさえこちゃん(彩輝さん)。回を重ねるごとに良くはなっていましたが、何が足りない…。天海佑希さんの頃から、目立つ役をもらっていた割には…という印象があります(^-^; 真面目というか少し堅い印象があるんですね。トップが決まっている以上、頑張っていいトップさんになってほしいと思います。

前楽(サヨナラショー付き)まで見てしまいました。サヨナラショーはチャーリー(匠ひびきさん)の時に見せていただいて以来です。トップさんになってからの歌がほとんどだったので私が知らない歌ばかりなんですが(^-^; 

リカちゃんのダンスと歌を堪能できたし、客席の大きな拍手に宝塚の良さをひしひしと感じて、いっぱい泣いてきました。
リカちゃん、いいトップさんになったな~と改めて思いました。何より表情が良くって…。私は今まで2回しか新人公演を見た事がないんですが、それがリカちゃんが主演した『スパルタカス』『心の旅路』なんです。
当時、そんなにファンだった記憶はないのですが…(^-^; 新公に出ていたリカちゃんが主演男役となり、卒業しようとしている。それも、こんなに大きくなって…。ヅカでの親心というか、そんな気持ちを感じることができるのも、宝塚の良さなんですよね。

前からいろいろお世話になっている方と偶然会って、お話をしてきました。二人で「ナツメさん(大浦みずきさん)の頃に育った下級生も、もう最後だね。一つの時代が終わったね。」とまた泣きました(^-^; これからも宝塚を見るでしょうけど、今と同じような思い入れが持てるかどうかは…わかりません。

テーマ : 観劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 宝塚

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