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「アイーダ」劇団四季

04.08 MBS劇場

古代エジプトが領地を拡大させていた頃。エジプトの将軍ラダメスは、ヌビアの地で捕虜を得る。その中に一人毅然とした態度を取る女性がいた。他の捕虜と違う態度に、ラダメスは興味を持つ。帰国後、女性は王女アムネリスへ、奴隷としてプレゼントされることになった。

衣装を着替えた女性に、メレブと名乗る男が近付く。メレブはヌビア人で、幼少の頃エジプトへ連れられてきたと告げる。そして、女性に向かって「あなたはヌビアの王女、アイーダ様だ」と言う。アイーダはこの事を決して口外してはならないと、きつく言い渡す。

王女アムネリスは、いかに自分が美しく見えるかで頭がいっぱい。幼馴染みのラダメスと婚約したものの、9年もの間結婚には至らず、焦っている。アイーダは機転のきいた受け答えで、アムネリスに気にいられる。

晩餐会には、ラダメスと着飾ったアムネリスが寄り添って現れる。ファラオアムネリスの望みをかなえる為、二人の結婚を言い渡すが、突然発作を起こす。ラダメスの父・ゾーザーの陰謀で、ファラオの飲み物には少量の毒が盛られていたのだった。
騒ぎの後、言葉を交わしたラダメスアイーダはお互い惹かれるものを感じるが、敵対する国の将軍と奴隷。喧嘩別れのようになってしまう。しかし、アイーダの言葉に心打たれたラダメスは、少しずつ変わっていく。またアムネリスも、アイーダが王女としての苦悩を理解し、励ましたことで、アイーダを友人として見るようになる。

ヌビア人の奴隷の間では、アイーダが捕らえられた事がウワサになっていた。奴隷達に会ったアイーダは、熱意におされ、奴隷達の希望として、王女として生きようと決意する。
やがてアイーダラダメスはお互いの気持ちを知り、結ばれる。そこへヌビア王・アモナスロが捕らえられたとの知らせが入る。父と言いだせないアイーダ、1週間後に婚礼を控えたラダメス、2人の事は知る由もないアムネリス
そして、ゾーザーの陰謀が静かに忍びよる…。
--
昨年、宝塚で上演された『王家に捧ぐ歌』と同じく、オペラのアイーダがベースになっています。比べる必要もないんですが、どうしても頭の中で比較してしまう(^-^; まぁ、私的意見ですので、ご容赦を。

とはいえ、両者の粗筋は全く違います。勉強不足なので、どちらが原作寄りかも知りません。ごめんなさい。ラダメスアイーダアムネリスの三角関係と、エジプトvsヌビア(エチオピア)という戦いの図式が同じです。


四季は、アイーダが捕らえられる所から始まるので、二人が惹かれていく様子がとてもわかりやすい。『美女と野獣』でも映画にないエピソードがあって、二人が心を通わせる過程がわかりやすかったのを思い出しました。そして、アイーダは王女だという事を隠しています。敵国で捕虜となっているのですから、当然の成りゆきかな。また、アムネリスは1幕ではかなり軽いキャラです。ラダメスが結婚を渋るのも、納得してしまいました…(^-^;

一方、ヅカ版は幕開きからラダメスアイーダにぞっこん(死語?)です。経緯はわからないけど、王女だって事もばれてます。アムネリスは美人で聡明、ラダメスが何を躊躇っているのか謎でもあります。

四季のラダメスは、アムネリスを仲の良かった幼馴染みとして見、王女として大切にしています。けれど、愛する人・アイーダに出会ってしまった。
ヅカのラダメスアムネリスの事も好きなんだけど、それ以上に惹かれるアイーダに出会ってしまった。そんなニュアンスの違いを感じました。


アイーダ役は、濱田さん。豊かな声量に圧倒されました。毎日これだけ歌ってるの?とビックリします。他の方も歌唱力が安定しているので安心して見れます。アンサンブルになると何倍にも迫力が増して、すごい! 中でも、奴隷達の熱意がアイーダの気持ちを揺さぶる場面は、客席まで圧倒されそうでした!
ラダメスは福井さん。男らしくていいいんだけど…う~ん、好みのタイプじゃないんですよね…(^-^; ごめんね~。(そういう問題なのか…?)
アムネリスの沢渡さん。本当にスタイルが良くって美人。ラダメスに振り返ってもらうと努力する姿も好き。婚礼前夜にラダメスアイーダが愛し合っている事を知り衝撃を受けますが、その後歌いながら花嫁衣装へ早変わり。しかも、舞台上で! アムネリスの歌に没頭したいんですが、どうしても衣装変えを手伝っている人達の動きに目が行ってしまいます。とはいえ、突然の事に考えがまとまらないまま婚礼を迎えてしまう様子を、上手く表わしていたと思いました。
ゾーザー(ラダメス父)は、多くの手下を使って陰謀を企んでる割に、結局何ひとつ手に入れられなかった…。あんなに強気だったのに…。

本物の男性が出ているだけあって(笑)、ダンスの力強さが全然違います。舞台の大きさとアンサンブルの数がちょうど良いのもいいですね。ただ、メインキャスト以外は、入れ替わり立ち代わり一人何役もこなしているので、カーテンコールで出演者の少なさにビックリ。たった、これだけの人数であの舞台を?と驚きました! セットはどちらかと言えばシンプル。シルエットなどを多様して、こちらのイメージが膨らむ感じの作りになっていました。

ラダメスアムネリスの婚礼を1週間後に区切ったのが、物語にいい緊張感を与えてましたね~。一体どう展開するんだろう?という緊張感。ラスト、ラダメスはエジプトへの裏切り行為だと知りつつアイーダを助けます。アイーダも一度はラダメスを思いきりますが、メレブを助けようとしてエジプトに取り残されてしまいます。そしてアムネリスの計らいで共に埋められます…。
アムネリスは1幕とは違い、将来エジプトを統治する者としての自覚に目覚めます。いくら「本当の私を隠してる」と言っていたとはいえ、あまりの変貌ぶりにびっくり(^-^; けれど、私はここでラダメスアイーダアムネリスの三者三様の"愛"を見たような気がしました。ラダメスアイーダはお互いを庇い、アムネリスは傷つきながらも、愛する人・ラダメスと友人・アイーダのために、二人を共に埋める事を提案する。決して意地悪くならない所に、育ちの良さを感じました。そしてアムネリスの歌にのせて、場面は現代へとつながり、未来への希望を感じさせるラストとなります。


宝塚のラダメスは、エジプトを裏切るつもりなんてなかったのに、気を許したばかりに大罪を背負うことになります。アイーダのために「戦争をやめよう」とファラオに進言するくらいですから、罠にはまるのも仕方ないか…。現代への提言だというのはわかるんですが、一つの国をまかされようという将軍の発言じゃないだろ(^-^; けれど、ラストシーンのアイーダの登場は衝撃的です。「一体いつの間に?」とツッコミたくなる所でもありますが、インパクト大!! こちらはラダメスアイーダの、2人の"愛"が大きくクローズアップされ、3人の悲劇がより際立っていたように思います。


歌唱力とアンサンブルの良さを感じるのは四季。
美しさと大人数による豪華さを感じるのは宝塚。
すごく極端な言い方ですが、それぞれに違う作品として楽しめます。

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主な配役(配役の敬称は省略させていただいてます。)
アイーダ/濱田めぐみ
ラダメス/福井晶一
アムネリス/沢渡寧子
メレブ/中嶋徹
ゾーザー/飯野おさみ
アモナスロ/石原義文
ファラオ/岩下浩

テーマ : 劇団四季
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 劇団四季 アイーダ

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