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吉例顔見世興行 2003

長文なので、たたみました。

続きを読むをご覧くださいm(_ _)m

♪配役の敬称は省略させていただいてます。ご了承ください。



「鬼一法眼三略巻 一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)」


主な配役…一條大蔵長成/片岡仁左衛門、常磐御前/中村雀右衛門、吉岡鬼次郎/片岡我當


鬼次郎の妻・お京/片岡秀太郎、勘解由/坂東吉弥、勘解由の妻・成瀬/市川門之助







常磐御前は、夫である源義朝が殺されたのち平清盛の妾となり、今は一條大蔵卿の妻となっている。その一條大蔵卿は阿呆として有名で、家来の勘解由清盛と通じ、お家横領を狙っている…。


鬼次郎お京夫婦は源氏復興を願っているが、常磐御前のふがいない様子に腹を立て、真意を探りにやってくる。一度は常磐御前を激しく批判する二人だが、常磐御前の真意が三人の子供を助けるための処世術であること、また楊弓の的の下に清盛の姿絵が隠されていることを知り、無礼を詫びる。


それを聞いていた勘解由清盛に事の次第を告げようとすると、御簾ごしに切られケガを負う。御簾から現れたのは一條大蔵卿。平家全盛の時代を生き抜くため、わざと阿呆のふりをしていたのだった…。



猿之助さん休演により、一條大蔵卿仁左衛門さんに変更。思いがけず、松嶋屋三兄弟の共演となりました。一年の終わりに、同じ板の上に立つ三人を見る事ができて、とっても嬉しかったです!


雀右衛門さんは、お年のせいもあってか声が細いんですが、常磐御前という役似合ってました。運命に翻弄されながらも、生きるけなげな女性です。我當さん秀太郎さんは、息もぴったりの忠義者の夫婦役。仁左衛門さんには、阿呆のふりをしている時ときりっとした時の違いに笑わされました(^-^)v ファンにとってはたまんないですよ~!へらへら~って笑ってるかと思ったら、きりっきりっと指示を飛ばす。きゃ~(>∀<) ステキすぎます~!! 公家言葉と武家言葉を使いわけて、かっこ良すぎ!処世術として自分を偽っている役ですので、心情を聞かせる所などしんみりしているのですが、根がミーハーなので感想が違う方向へ行ってしまいました…。すみません。すべてを語った後の大蔵卿の笑顔は、優しさと包容力を感じました。常磐御前、いろいろ辛い事もあったけど、大蔵卿に嫁ぐ事ができて良かったね…と思えるラストシーンでした。(って、そういう話なんだろうか…?)




「英執着獅子(はなぶさしゅうぢゃくじし)」


主な配役…姫・後に獅子の精/中村鴈治郎、女小姓/中村翫雀、上村吉弥、中村亀鶴








大名家の姫が、蝶と戯れるように舞う。手獅子・振鼓を持ち、桜の名所を読み込んだ歌に合わせ踊る。姫が去った後に女小姓たちが舞う。


場所が屋敷の奥庭へと変わり、牡丹の花を手にした獅子の精が舞い納める。



改めて思ったのですが…鴈治郎さんてすごい。姫姿が似合ってるんです。目尻もお肌がピンと張っていて、お年を感じさせません。蝶を追って舞う姿は、可憐そのものでしたし、後半の獅子姿は勇壮です。若さなど、年を経て失うものもあると思うのですが、補ってあまりある何かをいつも感じさせてくれる方です。


女小姓は、吉弥さんに目が釘付け。上品な美しさで、好きなんですよね~。演技も決して出しゃばらず、きちんと自分の仕事をこなしている感じがして好きな役者さんです。翫雀さんは…登場にびっくりしました…(^-^; 鬘がとっても小さく見えたのですが…気のせいですよね?「小姓というよりお局…?」と思ってしまったのも、気のせいですよね?立役なら恰幅の良さは気になりませんが、女形となると役を選んでしまうかも…。




「廓文章 吉田屋(くるわぶんしょう よしだや)」


主な配役…藤屋伊左衛門/片岡仁左衛門、扇屋夕霧/坂東玉三郎、吉田屋喜左衛門/市川段四郎、喜左衛門の妻・おきさ/片岡秀太郎、太鼓持・豊作/片岡愛之助







大坂新町の吉田屋。店前に紙衣姿の男がやってくる。一度は店の若者たちに追い返されそうになるが、主人の喜左衛門がその場を納める。みすぼらしい姿は、藤屋の若旦那・伊左衛門だった。


伊左衛門は、夕霧に入れこんだ挙げ句借金を抱え、勘当になった身。夕霧が病気になったと聞き、恥を忍んでやってきたのだった。喜左衛門伊左衛門を座敷へあげると、顔馴染みの仲居やおきさが挨拶にやってくる。夕霧の病も良くなり、今吉田屋にいると知った伊左衛門はいてもたってもいられない。夕霧がお座敷を抜けてくるのを待つが、待ちきれず炬燵で寝入ってしまう…。



想い出の作品「吉田屋」です。これを見て、仁左衛門さん(当時はまだ孝夫さんでした)のファンになったんですよね~ 夕霧の情報を聞くためにあ~だこ~だ言う所とか、夕霧を待ってしびれを切らすところなど本当に可愛いくって 男の人のかわいらしさを感じる作品です。


仁左衛門さん伊左衛門は育ちの良いお坊ちゃまという感じがたまりませんね(笑)素直でかわいい(笑)なのに、夕霧のことになるとへそを曲げたり…。それだけ想ってもらえる夕霧が羨ましいです。部屋をいくつも越えて夕霧の姿を見にいく姿は滑稽にも見えるけど、伊左衛門の心情が手に取るように感じられて好きな場面です。夕霧玉三郎さん。仁左&玉コンビって、とても観劇意欲をそそりますよね!(笑) 伊左衛門が入れ込むのも納得の美しさ。拗ねてしまった伊左衛門の機嫌を取るところなんて、色っぽい~。ちょっとした動きも本当に美しいんです。二人並ぶと絵になる、絵になる!美しすぎる~~っ!目の保養どころではありません。頭の中がパニック状態になるくらいの美しさでした

段四郎さん秀太郎さんが脇をしっかり固めます。秀太郎さんは客席を笑わせるのも上手で、場が盛り上がります。愛之助さんは太鼓持ち。出てきた瞬間「太った?」と思ってしまいましたが…キリッとしたメイクでもないし、主役の二人がとっても細いのでそう見えただけでしょう…、きっと(^-^;




「華果西遊記(かかさいゆうき)」


主な配役…孫悟空/市川右近、猪八戒/市川猿弥、沙悟浄/市川段治郎、西梁国女王/市川笑三郎、女王の妹・芙蓉/市川春猿、三蔵法師/市川笑也







三蔵法師一行は、女人ばかりの国・西梁国へとやってくる。三蔵法師は、女王から妹・芙蓉の加持祈祷を頼まれる。芙蓉は恋煩いでどんな薬も効かないというのだ。三蔵女王の案内で御殿の奥へと入って行く。しかし、その国の女王達の正体は…。



スーパー歌舞伎を見た事がないので、とても楽しみにしていた演目です。客を楽しませる見せ方を心得ているなぁと感心しました。蜘蛛の糸も客席までバンバン降ってきますし、宙吊りで2・3F席の客席まで大いに沸いていました。孫悟空猪八戒のお腹の手術をするあたりが、コミカルでおもしろかったなぁ。題材、ストーリーともわかりやすいのがいいですね。孫悟空猪八戒沙悟浄三蔵法師は、イメージぴったりです。メイクも凝っていて見ているだけで楽しいです。蜘蛛の精2人は、美しい姫と変身後の姿にギャップありすぎ…。子供が見てたら泣くんじゃないかと思うくらい恐かったです(^-^; それにも動じないお師匠さまってすごい!? 顔見世の最後を華やかに楽しく飾ってくれた演目でした。



テーマ : 観劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 吉例顔見世興行

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